INTERVIEW
AnyMind Japan

大企業からグローバルベンチャー「AnyMind Group」へ。20代の彼女が求めた圧倒的な成長機会

掲載日:2022/12/19更新日:2022/12/19
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設立7年で世界13ヶ国・地域、19拠点で事業展開するグローバルベンチャー「AnyMind Group」。2021年度の売上高は192億円を突破し、その成長速度は名だたるメガベンチャーの同時期と比較しても引けを取らない。今回お話を伺ったのは、Publisher Growth事業部 アカウントマネージャーとして働く森脇光子さん(28)。大手物流企業の海外事業部で働き、2022年7月にAnyMind Japanに入社した。彼女が求めたのは、大企業の守られた環境では得られない、「圧倒的な成長のステージ」だった――。

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売上192億円を突破。世界13ヶ国展開「AnyMind Group」

躍進を続ける、グローバルベンチャー「AnyMind Group」。設立7年で世界13ヶ国・地域、19拠点で事業を展開し、2021年度の売上高は192億円を突破。さらなる成長が期待される企業として注目を集める。

その特徴となっているのが、多岐にわたる事業のグローバル展開だ。EC(D2C)、マーケティング、生産管理、物流などの領域における9つのプロダクトを有する。

そのなかでも今回お話を伺ったのは、注力事業の一つ「Publisher Growth事業部」にてアカウントマネージャーとして働く森脇光子さん(28)。もともと大手物流企業に新卒入社し、海外事業部で働いていた彼女だが、なぜ、転職を考えるようになったのか。そして、どういった理由でAnyMind Groupへの入社を決めたのか。決め手となったのが「収益最大化の支援」そして「グローバル」という挑戦のステージだった――。

AnyMind Japan

AnyMind Groupのミッションは「Make Every Business Borderless - 次世代のビジネスインフラへ - 」。情報の非対称性や不透明な商習慣、地理的な制限など、ビジネスにおけるさまざまなボーダー(障害)の解消に挑む。

「どこでも通用する人材になるために」 20代で決めた転職

森脇さんが新卒で入社したのは、誰もが知る大手物流会社。クライアント企業の海外転勤者・駐在を支援するミッションに携わり、自らが希望する「英語を使った仕事」でもあった。そんな彼女だが、なぜ転職を考えるようになったのだろうか。

前職での仕事もやりがいはあったのですが、入社5年目でコロナ禍になり、携わっていた事業は縮小することに。それこそ海外研修、駐在のチャンスもほとんどなくなってしまい、キャリアについて向き合うきっかけになりました。

居心地はいい環境だったのですが、冷静な視点で先々のキャリアを考えた時、長くは働けるかもしれませんが、もし仮に会社の看板がなくなった時、私には何が残るのか。何より不安だったのは、自信が持てなかったこと。この会社にい続けてどこでも通用するようなスキルや経験が得られるのか。どうしても選択肢が限られているように感じられました。そういった不安もあり、20代も後半に差し掛かるなか、“外に飛び出すなら今しかない”と転職を決めました。

AnyMind Japan森脇さん

Publisher Growth事業部 アカウントマネージャー 森脇光子さん

AnyMind Japan森脇さん

自分が介在することで「収益を生みだす仕事」がしたかった

こうして転職活動を開始した森脇さん。複数の選択肢があるなかでなぜAnyMind Groupだったのだろう。

まず重視したのが、自らのアクションや提案がビジネスの収益アップに直結するか?という軸でした。たとえば、マーケティング、販売促進、営業など職種は広く見ていて。というのも、前職時代のミッションは「コスト削減」に寄与するもので、なかなか成果が見えづらい部分もあったからです。

そしてもう一つの軸が、やはり「英語を活かしたい」ということ。たとえすぐにはなかったとしても、グローバルな仕事に挑戦ができるか。この2点を満たし、さらに会社としても急成長していたのが、AnyMind Groupでした。そもそも日本でのビジネスを前提としておらず、13ヶ国・地域に事業を展開していましたし、複数の事業を成り立たせていて。企業としての成長スピードも、いわゆるメガベンチャーと言われる企業の設立からの6年目と比較したときに売上規模が大きいという話にも圧倒されました。当然、事業の柱が多ければ、それだけ挑戦の機会も多くあるはず。Web広告やインターネット事業は未経験でしたが、これからの時代に必須となる分野でもありますし、思い切って飛び込んでみようと考えました。

AnyMind Japan森脇さん

出版社・新聞社におけるメディア事業の収益を最大化せよ

こうして2022年7月にAnyMind Groupに入社した森脇さん。配属されたのは、Publisher Growth事業部。そこでアカウントマネージャー(営業)として働くことに。一体どのようなミッションを担っているのか。

主にクライアントとなるのが、出版社や新聞社などのメディア運営会社です。ミッションは、そのメディア事業の収益最大化を図ること。たとえば、メディア運営データを可視化・分析したり、UI/UXを簡単に改善したり、1クリックで広告配信したり、ユーザーとのコミュニケーションを設計したり…アプローチはさまざま。自社プロダクトである『AnyManager』などを駆使し、課題解決からソリューション提案・実行を担っていきます。当然、一言で「メディア運営」といってもマネタイズの方法、コンテンツの種類や戦略は多種多様。もし仮に「広告収益を向上させたい」という時、広告のことだけを考えるだけでは大きな効果は望めません。流入を増やすためのSEO施策、エンゲージメントを高める設計など、メディア全体の観点から考えていく。もちろんプレッシャーは大きく、知識も求められますが、課題抽出から解決、戦略立案・実行までパートナーとしてワンストップで提供し、伴走していくことができます。まだまだ中核を担えているプロジェクトは多いとは言えませんが、共に考えた施策で成果が出たときには、大きな喜びを感じています。

AnyMind Japan

Publisher Growth事業部にて支援するパブリッシャーの一例。Webメディア・アプリ・ECサイトのための All-in-One プラットフォーム『AnyManager』は、メディアをグロースさせるための多様な機能をプラットフォーム上に集約。『AnyManager』を武器に顧客の課題に合わせ、幅広い支援を実行できる。メディアグロース・広告収益最大化を実現していく自社プロダクトとして500以上ものメディアで導入されている。森脇さんによれば「アカウントマネージャーの意見がプロダクト改善に取り入れられるのもやりがい」だという。「週に1回、『AnyManagerアップデート』というミーティングが開催されており、プロダクトへの意見や質問、お客様からの声をシェアしています。プロダクトの成長を担う一員として関われるのはやりがいですね。『AnyManager』はまだまだ成長中のプロダクトでもあるので、顧客の声を直接聞いているアカウントマネージャーの意見も重宝されると感じています」

新しい事例を、自分発でつくっていきたい

入社から約半年が経ち、仕事にも少しずつだが慣れてきたという森脇さん。入社直後は、前職との風土・カルチャーの違いに戸惑う場面もあったという。

前職は昔ながらの日本の大企業だったので、風土やカルチャーは全く違いますね。一番驚いたのは、提案したことに対して、Goが出るまでのスピードです。AnyMindでいえば、その日のミーティングで提案したことが、その場ですぐに「じゃあ今日から動きはじめて」とOKがもらえるのが当たり前。とにかくやってみる。前職だと「こんなことをやってみたらどうか」と提案しても、係長、課長、部長と「承認」のフローがあり、何ヶ月かかってもGoが出なくて。そもそも若手が提案しても「一度は必ず上司がダメ出しをして差し戻す」という慣習もあり、それが当たり前だと思っていたので、カルチャーショックを受けました。

じつはAnyMind入社してすぐに「英語を使った仕事もしたい」とマネージャーに直談判したところ、すぐにアサインが決定しました。海外パートナーとのアライアンスを結ぶための交渉、日本へのローカライズの調整など、四苦八苦しながらではありますが、日々挑戦しています。そういった意味でも「成長を実感しない日はこれまで1日もない」と言えるくらい濃くて。正直、ついていくだけで必死な状況ですが、いずれはAnyMindだからこそできる仕組みもつくっていきたい。たとえば、新たなプロダクトを持ったり、メディア間でのシナジーが生まれるような協業を企画したり、前例をつくっていく。そういった架け橋となり、業界全体の発展に貢献できるよう、日々成長していければと思っています。

AnyMind Japan森脇さん

「AnyMind Groupの社員全員が前のめりであり、とにかく自発性が求められる環境だと感じています。正直、受け身のスタンスだと厳しさも感じるかもしれません。ここは私自身もぶつかった壁でした。入社したての頃はいわゆる「指示待ち」の状態で。今でも痛感していますが、自走できる力はすごく求められる能力だと思います」

もっと「かっこいい自分」になるために

大企業のある種「約束されたキャリア」を捨て、AnyMind Groupでの挑戦を選んだ森脇さん。彼女は一体何のために働くのか。最後にその思いについて伺った。

仕事によって、世の中に対する自分の存在価値を高めていきたい。その思いはすごく強くあるような気がします。前職時代、どんなに挑戦したくても、頑張りたくても、機会そのものがなく、成長している実感が得づらくて。ただ、AnyMindでは、すごいスピードで日々物事が動いていて、厳しさを感じる場面もありますが、きっとここで踏ん張れば、10年後、20年後にも価値のある経験、スキルが得られると自信を持って言える。やればやるだけ、成長が感じられ、かっこいい自分になっていける。そんな未来の自分にワクワクしながら、多くのことにチャレンジしていきたいですね。

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