INTERVIEW
スリーエスキャピタル

自動車メーカーから、コンサルタントに転身。彼が少数精鋭の「スリーエスキャピタル」を選んだ理由

掲載日:2024/09/25更新日:2024/09/25
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「このままでは井の中の蛙だ。もっとビジネススキルを磨かなければ」転職活動当時の心境をこう語ってくれたのが、澤山亮太さん(31)。プロフェッショナルファーム「スリーエスキャピタル」でコンサルタントとして働く。もともと大手メーカーの生産技術として働いていた彼は、なぜコンサルタントの道を志したのか。そして、なぜスリーエスキャピタルを選択したのか。彼のストーリーをもとに、同社で得られる成長機会について見ていこう。

スリーエスキャピタルとは
2017年、外資系投資銀行出身者らにより設立されたプロフェッショナルファーム。事業会社や投資ファンドを中心に、お客様が抱える様々な課題に対するコンサルティング、財務アドバイザリー業務を含む金融アドバイザリー、上場まで一気通貫でサポートするスタートアップ支援、プリンシパル投資などを手がける。さらに、コンサルティングに留まらず幅広い事業展開が特長。商社事業、店舗展開事業、不動産事業の3事業を軸に展開「総合商社部門」、各業界での最適な事業パートナーと共同子会社を設立し新規事業を展開していく「インキュベーション部門」も存在しており、各部門が連携し、複雑に絡み合う経営や社会課題の解決に挑む。

30歳目前「新しい領域に飛び込むなら今だ」。未経験からコンサルタントに

自動車メーカー出身の澤山さん。退職後、数年のフリーランス期を経て、再び企業に所属することを決意した。その転職動機とは?

20代後半にビジネススクールに通っていたとき、多様な業界の方と出会い刺激を受けて。それが大きなきっかけでした。

少し遡りますが、もともと私は理工学部出身。周りでは卒業後はメーカーに就職するケースが一般的で、多分にもれず私もメーカーの生産技術者として就職しました。ただ、生産技術の仕事をしていると、ビジネスサイドの方々との関わりはほぼなくて。そのため、ビジネススクールでコンサルタントの方、ベンチャーの人事広報の方、起業家の方々と知り合い、さまざまな話を聞くうちに「自分は井の中の蛙だった」と気付きました。

なかでもコンサルティング業界の方々と話していた時、メーカーの内部にいては思いつかない発想や、競合比較を踏まえた上での発言に、強烈に感銘を受けました。次第に、「コンサルティング業界に行けば、自分も一歩ひいた第三者目線を身につけ、ビジネスの素養を磨けるかもしれない」と興味を持つようになりました。

当時、まだ20代で独身。まったく新しい領域に飛び込むなら、比較的自由に動けるうちに挑戦したい。そう考えたとき「今しかない」と思い、本格的に転職活動を始めました。

さまざまな選択肢があるなかで、スリーエスキャピタルの決め手とは?

ここなら早期から幅広い経験をつみ、ビジネススキルを磨いていけそう。そう思ったことが決め手でした。

というのも、スリーエスキャピタルは少人数の組織。新人の自分も早いうちから何かしらの役割を得るチャンスがあるのではないかなと思いました。さらに多様な業界の案件に携われると聞いて。私自身は、もともと特定の領域で専門性を深めていくというよりは、幅広い経験を積んでいきたいタイプ。そのため、ビッグファームで特定のインダストリーを突き詰めていくよりも、スリーエスキャピタルのような環境のほうが自分にマッチするのではないかと思いました。

選考でも、あくまで私のキャリア希望を軸にお話を聞いてもらえたことも志望度が高まったポイントでした。代表とお話ししたときに、「そういったスキルをつけたいならコンサルチームでサポートできるよ」「新規事業に興味があるなら、インキュベーションの部門もあるから将来的には関わることもできるよ」と言ってもらえて。「自分がどう成長していけるか」が見えたような気がしました。一般的には転職の面接というと「その会社に対して自分がどう貢献できるか」を問われることが多かったため、「そんなに自分のキャリアに対して向き合ってくれるのか」と感動したことを覚えています。話を聞くほど、「ここなら自分もフィットしそう」と思えて。幸いご縁もあり、入社を決めました。

スリーエスキャピタル01

1社目、2社目は大手メーカーで勤務していた澤山さん。ベンチャーへの転職について、当時の心境をこう語る。「もちろん大手と比べたら福利厚生などは変わるだろうとは思いましたが、どちらかというと、チャレンジしたい、自らのスキルアップに繋がる道に進みたいという気持ちが遥かに上回っていたので、あまり抵抗はなかったですね。ビジネススクール時代にベンチャー企業で働く方からもよく話を聞いていたことも、ベンチャーへのハードルが下がった要因だったとは思います」

型にはまらない環境が、新たな可能性に気付かせてくれた

2023年に入社した澤山さん。仕事における「やりがい」についてこう語る。

戦略コンサルティングが中心なので、クライアントの中期経営計画作成のための指針として業界全体の動向・未来予測を提言する機会が多いです。そのなかで「非常にわかりやすく参考になりました」という言葉をいただけたときは、嬉しく、やりがいにつながっています。

特に、スリーエスキャピタルでは、半年目以降からはいちコンサルタントとして主体的に動いていくことが求められる環境。私も初めて自分主体で関わらせてもらったプロジェクトは鮮明に覚えています。

というのも、業務における「型」がなく、どの業務においても自分で考える余白がかなり大きく、1から新しくつくっていくことができる。自由度が高い。資料1つ作成する上でも、当然業界によって状況は異なりますし、仮に過去に担当した業界だったとしてもその時々で市況が変わるため、全く同じ提案は1つとしてありません。

提案前のヒアリングにおいても、大枠の質問はありつつも、よりクライアントの考えの核心に迫るにはどういった順番で質問をしていくのがいいか。より本音に近い部分を引き出すには、どういった聞き方をすればいいか。試行錯誤を続けていきました。

前職は、業務における型があり、基本的には前例に習って進めていく環境にいた私にとっては、非常に刺激的。型から解き放たれ、ある意味で強制的に考え工夫することが求められる環境に身を置いたことで、「自分って意外とこんなこともできるのか」と新たな適性に気づくことも。自信にもつながっていますね。

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2社目のメーカー時代と、現職の働きがいを比較した図。スリーエスキャピタルの魅力について、コンサルティングだけでなく多様な事業を手がけている点を挙げてくれた。「これまでは60歳定年まで働くことが一般的だったと思いますが、これからはみんながみんなずっと1社でキャリアを終えることは少ないのではないかと思います。将来75歳とかまで働くとしたら、きっと必然的に複数社を経験することになる可能性が高い。どうせ複数社で働くのであれば、1社で固定の仕事をするというよりは、さまざまなことを経験できる環境、チャレンジさせてくれるような環境にいた方が良いかなと思っていて。そういった意味でも、多様な事業を展開しているスリーエスキャピタルは私の希望にマッチしていると思います」

30代のうちにマネージャーにも挑戦したい

続いて、今後の目標について。

スリーエスキャピタルには戦略立案のみならずM&Aにおけるビジネスデューデリジェンス含め幅広く経験できる環境があるため、まずは一通りを経験した上で、その中から自分の得意領域を見つけていければと考えています。

同時に、ポジションとしても、30代のうちにマネージャーを目指していきたい。チームを見る立場で、的確に指示を出せるような人になりたいと考えています。そのためには、プロジェクトの課題を特定し方針を見つける力、そこに対して適切なタイムスケジュールをセットし、チームメンバーに業務配分していく采配力など、多様な力が求められると思います。今はメンバーとして下から見上げる形ではありますが、そういった、一段上、二段上から物事を捉える視座を意識しつつ、日々の業務に取り組んでいきたいです。

そして経験を積んだ先には、新規事業創出にもチャレンジしてみたいです。スリーエスキャピタルの入社動機の1つでもあるのですが、インキュベーション部門では他社と合弁で進めているプロジェクトもある。そういった部門でも抜擢されるような人材になるためにも、「自分はこれがやりたい」とパッションを持てるようなもの・領域を見つけていくことも今から並行して進められたらと思っています。

最後に、澤山さんにとって仕事とは?

正直、自分の中でもまだ明確に定まってはいないのですが、仕事とは「自分の成長のためになんらかの刺激を与えてくれるもの」だと捉えています。もちろん生活のために必要なことでもありますが、それだけだと寂しい。私としては活力の材料の1つとして捉え続けられたらいいなと。自分の願望も込めて(笑)。

特にコロナ禍で行動が制限されたときに痛感したのですが、私の場合、何もやることがないと退屈でだらけてしまいます。その点、仕事は、良くも悪くもさまざまな刺激を与えてくれる。楽しさ、喜びはもちろん、厳しさ、試練も。それら全てひっくるめて自分を成長させ、自分をもっと高みへと引っ張り上げてくれるものだなと思っていて。これからも、働くことを通じて、より在りたい自分に近づいていけたらいいなと思います。

スリーエスキャピタル02
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