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株式会社KADOKAWA

KADOKAWA「IP創出の拡大」に伴う募集へ|出版営業関連ポジション他

掲載日:2024/10/03更新日:2024/10/10
求人掲載中

総合エンターテインメント企業として、出版、映像、ゲーム、Webサービス、教育、MD、インバウンド関連などの幅広い事業を展開するKADOKAWAグループ。「IP創出の拡大」を重点テーマにおき、さらなる成長を見据える。2024年10月現在、出版営業部門にて複数ポジションの採用を強化している。同社の動向について、求人とともにみていこう。

出版事業を支える「出版営業」の魅力とは

2024年10月現在、KADOKAWAでは出版事業を支える出版営業部門にて採用を強化している。出版営業の魅力とはなにか、KADOKAWAだからこそのやりがいとはなにか。営業宣伝グループ担当執行役員である栗原真史さん(*)はこう語る。

「出版営業は端的に言えば「本を、“待っている人”に届ける仕事」ですが、そこに大いなる喜びを私は感じるのです。すべての本には、価値がある。本は実に多種多様な感動や笑い、勇気や活力をくれます。つまり出版営業は、自分の創意工夫しだいで誰かの人生を少し豊かにできたり、助けを求める人に手を差し伸べたりすることだってできるかもしれないのです。」(栗原さん)

年間5000点を超える圧倒的な数と種類のIPの創出に加えて、事業間連携によるメディアミックスの強化も掲げている同社。出版営業として、自分が担当した1冊の本が起点となり、大きなムーブメントが生まれていく様を見ることもやりがいになるだろう。

「営業として紙と電子を一体で担当するため、リアルな販売現場とデジタル環境、双方で経験値を積むことが可能です。そして何より、前例なき挑戦を思い切り楽しんでいけること。これこそ、KADOKAWAの出版営業最大の魅力ですを思い切り楽しんでいけること。」(栗原さん)

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(*)栗原真史|営業宣伝グループ担当執行役員
幼少期に読んだ歴史小説がきっかけで、本好きに。1995年、入社(当時角川書店)。以来、営業一筋。若手時代には、『横浜ウォーカー』創刊に携わり、2016年頃には紙・電子の営業部門一体化に尽力。2018年、営業部門の局長に。2022年より、営業宣伝グループ担当執行役員に着任。

販売機会ロスを解決する『BEC』など。出版業界の課題解決への挑戦

出版業界の持続的な発展・成長を支えるため、さまざまな挑戦を重ねてきたKADOKAWA。まだPOSレジがなかった頃から業界に先駆けて販売データの収集分析を行い、販売計画を立案、電子書籍化にいち早く取り組んだのも同社だ。

そして近年、注目を集めているのが小ロット・短納期の即時製造・即時発送を可能にする『BEC(Big ECO Project)』だ。通常出版社であれば印刷機能は持っておらず、印刷会社に委託するところを、ところざわサクラタウン内に最新鋭デジタル印刷設備を有する書籍製造・物流工場を建設し、製造・印刷機能を内包することで製造リードタイムを大幅に短縮。また、物流工程においても従来の取次を通じた書店への配送から書店への直送に取り組むことで輸送のリードタイムを短縮するなど、従来の業界の商習慣そのものを改革する取り組みになっている。

「従来の業界構造では、書店で品切れが発生するとユーザーが注文してから手元に本が届くまで2~3週間はかかっていました。これが大きな販売機会ロスを生み、書店の経営も圧迫していたのですが、〈BEC〉は1冊単位の製造、注文から24~48時間での出荷が可能になります。リードタイムを大幅に圧縮し、機会ロスを最小化できるわけです。常識や慣習に縛られず、業界構造から新しくすることで、出版業界全体の未来の利益を創造する。それが〈BEC〉なのです」(栗原さん)

また、黎明期から発展を牽引してきた電子書籍分野においても、成長を継続している。黎明期より電子書籍ファイルを積極的に作成したり、他社に先駆け紙発売と同時に電子書籍を配信するサイマル配信を推進。早期の取り組みが功を奏し、年平均成長率は市場平均121%に対し、KADOKAWAは131%と上回る実績を築いている。

前職経験不問。出版営業を積極採用中

常識や慣習に縛られず、業界構造から新しくすることで、出版業界全体の未来の利益を創造する。その先陣を切るのが、いま募集を強化している出版営業のポジションだ。

「前職経験は問いません。ぜひ幅広い業界の知見や経験と、KADOKAWAが持つ知見やアセットを融合させ、次なる化学反応を起こしていけたらと考えています。社会動向を素早く察知し、世の中が変わる前に自分たちが先に変化を起こしていく。そういった仕事ができる人と仲間になりたいですね」(栗原さん)

最後に、実際に働く上で気になる福利厚生・社内制度をご紹介する。KADOKAWAでは、社員がモチベーション高く、クリエイティビティを最大限に発揮できる環境づくりを重視。「Creativity」「Motivation」「Technology」の3つの軸で、さまざまな制度を設けている。

KADOKAWAの福利厚生・社内制度

▼クリエイティビティを発揮しやすい環境づくり(一部抜粋)

・ワークプレイスチョイス制度
時間や場所にとらわれない自律的な働き方に向けた就業場所の選択制度
・サブスク手当
従業員がエンタメジャンルの定額サービスを利用する際の費用を補助

▼従業員のモチベーションを高める人事制度の拡充
・社内FA制度、兼務推進
・副業制度
・資格取得一時金支給制度の拡充 
対象資格は139種。支援金は最大1000万円超となっている。

▼DXによる業務改革の深化
・デジタルツール・AIによる制作業務支援
・N予備校プログラミング講座を社員へ解放

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