INTERVIEW
トヨタファイナンシャルサービス

地銀から、トヨタグループのグローバル金融統轄企業へ。27歳、彼女が求めた強みを活かせる環境

「ここなら金融の知見も英語力も活かせると思ったんです」こう語るのが三浦さん。世界43の国と地域で展開、トヨタグループの金融事業を統括する「トヨタファイナンシャルサービス(以下、TFS)」で働く人物だ。地方銀行の法人営業を経て、2023年7月に同社へ転職した。彼女の転職ストーリーから、同社で働く魅力に迫る。

トヨタファイナンシャルサービスについて
日本を含めた世界40以上の国と地域で自動車ローンやリースを中心とした自動車販売金融サービスを展開する企業。トヨタグループの金融事業の「核」を担うトヨタファイナンシャルサービスは、今、クルマの変化や各国の消費者のニーズに合わせて自らを変革しようとしています。従来の自動車販売金融サービスに加え、トヨタと金融を掛け合わせて新規事業を開発、推進している。具体的には、クルマのサブスク『KINTO』、トヨタの決済アプリ『TOYOTA Wallet』、マルチモーダルモビリティサービス『my route』などを展開。特に『KINTO』は、テレビCM放映などを通じ、高い知名度を獲得。新車を月々定額でレンタルする『KINTO ONE』、愛車のカスタム・機能向上サービス『KINTO FACTORY』などサービスラインナップも増やしている。現在、40以上の国と地域に展開するトヨタグループの販売金融子会社・拠点を支援し、さらに拡大するべく、グローバルマーケットを視野に入れた企画・推進のために、採用強化を行う。

もっとグローバルに働きたい。世界43の国・地域で展開「TFS」へ。

前職は地方銀行にて、融資係、法人営業として働いていた三浦さん。転職動機とは?

金融の知見を活かしつつ、もっと英語力を活かせる環境でステップアップしていきたい。これが一番の転職動機でした。

前職もいつか海外支店で働くことを目標にしていたのですが、タイミングや時期、人事配置は、様々な事情によるところも大きく、いつ実現するかわからない状況でもあって。少しずつ、より英語力を活かせる環境に飛び込んでみたいと思うようになりました。

特に大きな転機となったのは、2022年に結婚したことでした。もともとバリバリと働く母の背中を見て育ったので私自身もどんな環境があろうとも働こうと決めていましたが、夫の全国転勤の兼ね合いもあって。さまざまな選択肢があるなかで、今後どこを拠点に働いていけばいいのか、揺れ動く時期がありました。

そして家族との話し合いの末、将来を考えると夫の地元でもある愛知を拠点にしていく方向にまとまり、いよいよ本格的に転職活動を始めました。「勤務地が愛知、金融の知見を活かせる、英語力を活かせる」この3つの軸で絞り込んでいったとき、アンビ(AMBI)で出会ったのがTFSでした。

特にトヨタファイナンシャルサービスの決め手とは。

実はいくつかの会社を受けていたのですが、どこよりも「英語漬けの環境がありそう」と思えたんです。海外拠点が多く、海外と関わるチャンスが多そう。国内で働くにしても日頃から英語を使えそうだったことが決め手でした。求人を見つけたとき、直観的に「面白そう!」と思い応募したのを覚えています。

面接の前にアンビ(AMBI)に掲載されていたインタビュー記事にも目を通すと、すぐに海外に出張してグローバルに活躍している先輩社員のストーリーが載っておりワクワクしましたね。選考でも「約4割の社員が、性別問わず、出張なり赴任なりで海外に渡航している」と聞き、「ここなら毎日刺激的な環境がありそうだな」と。どんどん志望度が高まっていきました。

ちなみに、良い意味で身が引き締まったのが、選考に英語の試験があったこと。他社の選考では受けたことがなかったので、「本気で日頃から英語を使うんだ…」と覚悟できたというか(笑)。知れば知るほど「ここしかない」と思うように。幸いご縁があり、入社しました。

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三浦さん|アナリスト
大阪大学(外国語学部外国語学科インドネシア語専攻)卒業。在学中は、インドネシア語そのもの以外に、言語学や宗教学、文化など幅広く学び、半年間は「日本語パートナーズ」としてインドネシアスマトラ島で活動。2019年、新卒で地元地方銀行に入行。融資係の経験を経て、法人営業にも2年間従事。2023年7月にTFSに入社。  

日本に居ながら、英語漬けの毎日。

入社して感じるTFSで働く魅力について、金融業界出身ならではの視点で答えてくれた。

まず、これまで培った金融知識を活かせることはもちろん、より自分の力で進められる手応えを感じられること。ここはやりがいにつながっています。

前職の銀行時代は、何事も上司の承認が必要で自分の判断で進めることはほぼなかったのですが、TFSでは基本的に現場社員一人ひとりに裁量があります。融通がきくと感じることが多いですね。

私で言えば、現在リスク管理部に所属し、月次レポートの作成などを担当しているのですが、小さなことですが自分の作成した文書がそのまま採用されたりすること自体が嬉しいんです。先日初めて役員に対して自分で作成した月次レポートの報告を行なった際、とても褒めてもらえて。それも自信になりましたね。

※リスク管理部
グループのリスクガバナンス整備やグループリスク会議体の企画・運営および傘下コミッティー連携などグループ全体のリスク管理の取りまとめを司る部署。

そして、入社の大きな決め手となった、英語力を活かせる環境について。

思っていた以上に英語漬けの毎日を送っています。外国籍の社員が複数おり、日常的に英語が飛び交う環境。先ほどお話しした月次レポートも英語で作成しますし、メール、社内での会話、各国50以上の販売金融子会社のリスク部門担当者とのオンライン会議も全て英語です。

英語力には自信があるほうでしたが、それこそ訛りが強い英語を話される方とも多く接するので少し面喰いました。ただ、上司がどんな英語も聞き取って、流暢に話していて。そうした様子を見るたび「かっこいい、私もこうなりたい…!」と憧れます。今は会議のレコーディングを何度も聞き直しながら、訛りやスピード感に慣れていくのに必死です。お陰様で入社してからTOEICのスコアは学生時代より100点ほどアップしました。

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三浦さんの前職と働きがいの変化を比較したグラフ。そのほか、働く環境についても触れてくれた。「女性はもちろん、男性も育休を取得されている方も多いです。安心して長く働き続けやすそうな点も嬉しいですね」

将来は海外赴任にも挑みたい。まだ見ぬ世界を知りたくて。

続いて、三浦さん自身の今後の目標について。

まずは、リスク管理業務における専門性を追求していきたいです。前職と似ている部分もありますが、サーベイなどまったくイチから学ぶ要素も多く、現在進行形で新たな世界が広がっていくような感覚です。サーベイのデータ集計などだけではなく、より上流の企画段階から主体で行なえるようにスキルを習得していきたいです。また、各国の販売金融子会社との英語会議でも、上司のように現地の方々と対等にディスカッションできたらもっと仕事が楽しくなるだろうなと。研鑽あるのみかなと思っています。将来的には海外赴任も経験したい。そこに向けて、今からできることの幅を広げていければと思っています。

最後に伺えたのは、仕事との向き合い方について。

もともと好奇心旺盛で、知らないことを知れることに喜びを見出すタイプ。学生時代も、インドネシアのスマトラ島に行って文化を学んだり、日本語を教えるボランティアをしたりしていました。思い立ったら挑戦してみる。そのスタンスは、仕事・キャリアに向き合うときも同じかなと思っています。実はもともと、トヨタファイナンシャルサービスの選考を受け始めた当初は、前職の経験との親和性を考えて財務経理で応募していたんです。ただ、選考の途中でリスク管理部に行く選択肢もあると知って、今の部署にジョインするに至りました。結果的に、自分が知らないことに挑戦でき、世界が広がったのでよかったなと。これからも、新しい環境にどんどん飛び込んでいきたいですし、自分らしく働いていきたいですね。

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