INTERVIEW
TOKIUM

マーケ施策への熱量と深さが鍵。「ここならいろんな挑戦ができる」27歳の彼がTOKIUMを選んだワケ

掲載日:2024/10/09更新日:2024/10/09
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「アーリーステージからTVCM放映など、攻めてる、進んでいる会社だなと思っていました」こう話すのが、佐藤 圭介さん(27)。週刊東洋経済『すごいベンチャー100』2024年最新版にも選出された「TOKIUM」のマーケターとして働く人物だ。もともとマーケティング支援会社でマーケターのキャリアをスタートした彼は、2024年4月にアンビ(AMBI)を通じてTOKIUMに転職した。その背景にあったのは、「マーケティングに積極投資する環境で、マーケ施策をはじめ幅広い経験を積みたい」という思いがあった。

TOKIUMとは
「未来へつながる時を生む」を志に、企業の支出にまつわる活動を一元管理し、支出領域の課題解決を実現するDXサービスを提供するベンチャー。2024年6月時点で、累計調達額約66億円に。週刊東洋経済『すごいベンチャー100』2024年最新版にも選出されている。

マーケティングの経験・練度を上げたくて求めた新天地

前職はマーケティング支援会社でマーケターとして働いていた佐藤さん。転職を考えたきっかけは何だったのか。

前職もやりがいはありましたし、特に不満があったわけではありませんでした。ただ、もともとマーケティング全般を学んでいきたい思いがあり、区切りのよいタイミングで次の環境に行きたいと思っていました。それが3年~4年目の頃と重なった形でした。

同時に、働くなかで「実際に事業会社で腕を試してみたい」という思いも芽生えていました。ご支援をするなかでは、せっかく素晴らしいプロダクトを持っていても、自分の実力不足でクライアントの社内説得をしきれず途中で頓挫してしまったことも。次第に、「実際に自分が挑戦したときに何が障壁になって苦労するのだろうか」と確かめてみたい気持ちが湧いてきたんです。事業会社の中で手を動かしてあらゆる施策を回しながら事業成長に貢献していく道もアリだなと思うようになりました。

特に、前職時代にイベント等で営業・マーケ向けのSaaS企業と関わる機会があったことからThe Model型のビジネスモデルに興味を持っていました。マーケティング部門によるリード獲得、受注して、サポートしてクロスセルしていくまでの全体を見て、今何をすべきか、投資対効果を踏まえた上でどういうリソース配分すべきか。そういったところも見られるような立場になれたら、面白そうだなと思うようになり、転職活動をするうえではSaaSの事業会社を中心に見ていました。

そのなかでTOKIUMの決め手とは?

「ここならマーケターとして多様な施策を経験し、成長できそう」と思えたことが決め手だったように思います。

実は、TOKIUMのブランドは以前から見たことがありました。正直、具体的な事業までは把握していなかったものの「マーケティングに投資してチャレンジングに取り組んでいる会社だな」という印象を持っていたんです。

たとえば、TVCM放映。1~2年ほど前までは、BtoB領域において基本的にTVCMはハードルの高い施策でした。まして上場前のベンチャーであればなおさら躊躇しそうなものですが、TOKIUMはいち早くTVCMを流していました。ほかにもたまたま前職時代に行ったSaaSの展示会でも、TOKIUMは人通りが多く、メガベンチャーの隣のスペースを確保していて、不思議な存在感を放っていたんです。特にバックオフィスSaaS(ホリゾンタルSaaS)は認知獲得が重要となる領域。「狙いをもって早くから認知獲得に向けて取り組んでいるんだな」「優秀なマーケターがいるんだろうな」と勝手に思っていました。

実際に面接でもマーケティング部長と話したとき、マーケティング界隈でホットワードになっているMOps(※)についても取組んでいるという話を聞いたことも志望度が上がったポイントでした。知るほどに「ここまで進んでいるのか、ここまでの深さでマーケティングをやっている会社は日本でもまだあまりないのでは」と驚いたことを覚えています。同時に、色々な施策にチャレンジしていく環境があるからこそ、マーケティング施策はもちろん多様な経験をできそうだなという期待感があり、ぜひ働いてみたいと思い入社を決めました。

(※)MOps
マーケティングオペレーションの頭文字。近年マーケティング界隈におけるホットワードに。マーケティングオペレーションチームは、キャンペーンを実施するフィールドマーケティング担当とIT部門の架け橋となる役割を果たす。具体的には、データマネジメント、マーケティングテクノロジーツールの管理、キャンペーンマネジメント、マーケティングチームの教育などを担当する。
参考:https://www.01growth.com/blog/mops101

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入社を決めたポイントの1つとして、温かい空気感を挙げてくれた。「実はほかにもいくつか受けていた会社はあったのですが、わりとクールな雰囲気だったんですよね。そんななか、TOKIUMは内定後にマーケティング部の社員の方と一緒にとんかつ定食を食べに行く機会があったんですが、その温かい空気感から、ここなら自分も馴染めそうだなと感じました」と佐藤さん。

マーケティングを軸に、新たな能力開発を

2024年4月に入社した佐藤さん。入社から半年たち、「自身の強みを活かしつつも、これまでにない経験ができている」と語る。

私のメインミッションとしては、サービスサイトやオウンドメディア運営によるリード獲得です。この業務自体は、前職での経験を大いに活かせていますね。直近は、CM放映に合わせて訴求表現を調整するサイト改修を無事に終えたところ。自社の営業メンバーと、デザイナーと協業してアウトプットしていくというのは、クライアントワークとはまた違った面白さがありました。

そのほか、入社して間もない時期から、プロダクトリリースに際してのプロジェクトマネジメントや、メンバーのマネジメントなど挑戦の機会もいただいています。いずれも、クライアントワークとしてではなく、事業会社のイチメンバーとしては初めての経験。大変な部分もありますが、ビジネスパーソンとしてのスキルも磨けている感覚がありますね。

特に、仕事における「やりがい」について、新たな領域での価値発揮ポイントを見つけられた点を挙げてくれた。

自分のメインミッションにおいて成果を出すことにコミットするだけではなく、前職の経験を活かしつつ組織に対して貢献できるポイントを見出せるようになってきた。これは成長を実感する瞬間でもありますし、やりがいにつながっています。

少し話は遡りますが、TOKIUMに入社してまだ2週間くらいの頃に新サービスリリースに際してプロジェクトマネジメントを担当しました。その時、まだほとんど関わりのない人たちと、前提の知識や共通言語がないなかで業務を進めていく難しさを痛感したんです。その時の学びを現在所属するマーケティング部向けに落とし込み、先日「プロマネ勉強会」を開催しました。マーケティング部内で広告、サイト運営、CMなどの施策を各チームで動かしていくなかで、どんな要素を整理して取り組めばマーケティング部全体としてうまく進行できるのか。互いに共通認識を持つことができ、良い時間になったと思います。

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佐藤さんの前職と現職での働きがいの変化をグラフにしたもの。「カイゼン会議など、仕組みを作っていくことを全社的に意識しているように感じられるので、文化が浸透しているように感じています。朝会で何かしらの物事に対して拍手を送る文化も素敵だなと思っています」と佐藤さん。

凹んだら、次はジャンプできるはず。マーケティングを学び尽くしたい

続いて伺えたのは今後の目標について。

目先で言えば、マーケティング領域を学び尽くしたい。そして、それができる環境は、十分にあると思います。

というのも、入社してみて思ったのですが、想像以上に費用対効果をシビアに求められます。成果が振わないなら、それ以外の施策にどのようにリソースを割くのか。成果が出ているなら、どうすれば再現性を担保できるのか。さらに言えば、より高い成果を出すにはどうするのか。常に現状に満足することなく、考え続けることが求められます。

現在、社会人5年目。まだまだ自分の成長余地があるし、自分の経験不足なところが次々に見つかるのは、楽しいし面白いですね。というのは半分建前でもあって(笑)本音で言えば、上司にフィードバックをもらうたび、毎回しっかり凹んでいますし、悔しい思いをしています。ただ、凹むからこそ、次はジャンプできる。そう信じて、もっと知識を蓄えて、幅を広げて深めていきたい。サービスサイト運営だけではなく、あらゆる領域に首を突っ込んで、施策のディスカッションをしていきたいですね。

また、中長期的な話で言えば、リソースや予算における意思決定などに関わっていける存在になれたらなと思っています。

もともと入社当時から思い描いていたのは、あらゆる部署を俯瞰して見て売上最大化に責任を持つ“CRO”のような存在ですが、それに加えて、TOKIUMに入社してからはMOpsという役割にも興味が出てきました。これは、データアナリストとマーケと他のいろんな職種が混ざ合わさったような役割。以前そのような役割を担当されている方の仕事を見させてもらったことがあって。そこでは、投資対効果の話、データを集めて収集して分析した上で、 お金と人の観点でどういうリソースで事業目標を達成するか意思決定支援をされていました。それはそれで、非常に面白そうだなと思っています。そのためには、経験と高い視座が求められる。手を動かして成果を出すことはもちろん、新しいことにもどんどん挑戦していきたいと思っています。

最後に、佐藤さんを突き動かすものとは。

そもそも僕は、知的好奇心が旺盛で、意識せずとも自分が面白いと思ったことを突き詰めてくタイプ。「自分がわからないから知りたい、できるようになりたい」という欲求が根本にはあるのかもしれません。ゲームが好きで、ストリートファイター6とかFPS系の対戦型ゲームをよくやるんですけど、毎回負けるたびに、次はどうすれば勝てるか考え悩む、その時間が好きなんです。同じように仕事においても、うまくいかないことに対して考え、挑戦することが面白いんです。次のステージに進めば、見える景色や範囲が増える。そこではまた別の壁にぶつかるので、また考える。それを繰り返していくことで、これからも自分をアップデートしていければと思います。

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