INTERVIEW
ベター・プレイス

100%自信をもって提案をしたかった。28歳、営業経験者がFinTechベンチャーを選んだワケ

掲載日:2024/08/07更新日:2024/08/15
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「ビジネスなので収益は大切。同時に社会に貢献できていると心から思えるか。その両立を諦めないのがベター・プレイスでした」と入社動機を語ってくれたのが、山田 怜央さん(29)。まったく新しい企業年金サービスを構築しメディアからも注目されるFinTechベンチャー「ベター・プレイス」にて、フィールドセールスとして働く人物だ。もともと販売・営業職として3社を渡り歩いてきた彼は、「これまでさまざまな業界・サービスを扱ってきたのですが、こんなにもピンときた商材・サービスはなかった」と語る。彼の転職ストーリーから、同社で働く魅力に迫っていこう。

ベター・プレイスとは
2011年設立、累計調達額15.4億円となるFinTechベンチャー。代表の森本氏は、自身や身内がお金の苦労を経験してきたことから同社を創業。「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念のもと、現在および将来にわたり、人々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指す。主力サービスは、投資初心者やこれまで投資になじみが薄かった方向けの企業年金サービス「はぐくみ企業年金」。業界問わず全国の中小企業で導入が進み、ローンチ6年で7万人を突破。

「はぐくみ企業年金」とは
ベター・プレイスが母体となって設立された、企業にも労働者にもメリットがある企業年金制度(確定給付企業年金)。厚生年金被保険者であれば、従業員(非正規雇用含む)でも役員でも加入できる。事業主側はコストを抑えながら企業年金・退職金制度を構築することが可能。企業年金・退職金制度充実が従業員満足度向上・離職率低下につながることから、特に人手不足が深刻化する福祉業界において、人材定着をはかるための福利厚生のひとつとして注目されている。従業員側のメリットは、難しい投資の知識が不要で、元本が保証されている点。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、年金として受け取れるほか、退職時、休職時、育児・介護休業時にも受け取り可能。そのため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集める。

「こんなサービスがあったとは」はぐくみ企業年金の仕組みに受けた感銘

これまで、紳士服の販売、教育関連商材の法人営業、組織コンサルティングサービスの法人営業などを経験してきた山田さん。そのなかでは、好業績からエリアリーダーに抜擢されたことも。営業として実績をあげるなかで強くなっていったのが「自信をもって提案できるサービスを扱いたい」という思いだった。

3社で販売・営業として働くなかでは、対人スキル・交渉スキルを磨くことができました。稼ぐ力をつけられましたし、それなりに評価もいただき、営業として自信がつきました。一方で、「本当にお客様のためになる提案ができているのだろうか」と思う瞬間があったり、どこかうしろめたい気持ちを抱いていたことも事実でした。

もちろん、ビジネスである以上、商材が売れなければ始まりませんが、僕にとっては「単に稼げるだけではなく、心から人の役に立てると信じられるサービスを扱う」ということが、1つ重要な要素だと気付いたんです。

実際、身の回りにある有名なサービスを見てみたとき、「サービスとして独自性がある」ことはもちろん、「社会貢献度が高い」という両方を兼ね備えているサービスが伸びているなという肌感もあって。僕自身も、独自性があり、かつ社会貢献度の高いサービスを提案したいと思い、転職活動を始めました。

これまでにない独自性のあるサービスで社会課題を解決しているという意味で、必然的にスタートアップ・ベンチャーが候補に入ることも多く、幅広く見ていましたね。そんな時、アンビ(AMBI)のスカウトメールを通じて知ったのが、ベター・プレイスでした。

さまざまな選択肢があるなか、ベター・プレイスを選んだ決め手とは。

正直、金融などへのこだわりはまったくなかったのですが、独自性が高く、しかも社会の役に立つ、この2つを兼ね備えていて「こんな会社あったんだ」と驚いたことが大きな決め手でした。金融の知識の有無にかかわらず利用できる資産形成サービスは、独自性が高く、模倣されづらそう。すでに加入者数も一定数あり先行プレーヤー的な存在であることから、今から追いつける企業はそういないのではないかと。このサービスは伸びる。多くの人の役に立てる。そういった確信に近いものがありましたね。

特に運命的なものを感じたのが、会社のHPにあった「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という二宮尊徳の言葉。正しく稼ぎ続けるからこそ、世界をより良くしていくことができる。これはまさに僕が求めていたこと。思わずグッときて。この会社なら信用できると感じました。実際、選考を受けてみると、いわゆる金融業界から想像されるような「年功序列」、「お堅い雰囲気」は全然なく、良い意味で柔和な印象を受けた点もポイントでした。知れば知るほど、「ここで働きたい」そう思い入社を決めました。

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山田 怜央|フィールドセールス

社員思いの経営者と向き合い芽生えた、社会の役に立つ喜び

続いて、伺えたのは同社のセールスとして働くやりがいについて。

一点の曇りもなく自信をもっておすすめできるというのは、やりがいにつながっています。というのも、経営者の方々にサービスについて正しくご理解いただくと、ほとんどの場合において「これ、やらない人いるの?」と言われるんです。それぐらい商材としての強さがあると思います。

特に最近では、士業系のYouTuberさんにサービスを紹介していただけることも多く、物凄い量のリードが獲得できている状況。僕はフィールドセールスとして商談を実施し成約を獲得するところを担当しているのですが、1日6商談という日もあったりします。1人あたりに任される案件量は非常に多いので、最初、自分のなかで管理フローを確立するまでは少しあたふたしました。ただ、非常に成約率の高いサービスなので、その分、自分自身も納得のいく報酬をいただける。営業としてこれほど幸せな環境はないなと思っています。

また、サービスの特性上、「従業員のために何かしら還元してあげたい、できる限り良い制度を整えたい」という思いを持った経営者と向き合う機会が多い。みなさんリスクに関してシビアに考えられているので、営業としても力が入ります。

当然、企業側が運営リスクを負担する制度なのでリスクはゼロではありませんが、それ以上に得られるメリットが大きいので、それらを具体的にお伝えしていく。例えば、従業員の方々が退職ではなく、育児や介護などによって休職を余儀なくされたといった場合にも給付を受け取れること。結果、従業員のみなさんが安心して働き続けることができ、離職率の低下も期待できること。企業年金・退職金制度があることが、新たな人材採用においても武器になることなど。

こうした内容をお伝えすると、経営者のみなさんは前のめりになったり、大きく頷いたりしながら聞いてくださいます。その様子を見ると、「ああ、本当に社員思いのいい経営者の方だな」、「僕の提案がこの会社をよりよくすること、ひいては社会をよくする一助を担えているのかな」という気持ちが湧き上がってくるんですよね。

正直に言うと、僕自身はこのような感情が芽生えるとは思っていませんでした。もともと、どちらかといえば合理的に考えるタイプ。事業存続・発展のためにビジネスに「社会貢献性」は欠かせないと考えていましたが、自分自身が人一倍「社会貢献がしたい」と強く思っていたわけではなくて。ただ、ベター・プレイスに入社してから、「社会の役に立つことが自分の喜びにつながる」ということを身をもって感じています。「自分にもこんな一面があったんだ」と意外でしたし、嬉しい発見でしたね。

改めて「はぐくみ企業年金」とはどういったサービスなのか、解説してくれた。

法人に導入さえしてもらえたら、従業員のみなさんは日々、特になにか意識したり、取り組んだりしなくても、自然と資産形成を行なうことができます。つまり、金融知識があまりない方でも安心して始めることができます。

どういうことかというと、従業員の給与情報をもとに、おすすめの積立額やそれにより得られるメリット・デメリットを可視化するところまで、システム上でサポートしていきます。このシステムはベター・プレイスが提供しているのですが、ここまでしっかりと誘導してあげられることが当社の強みであり、はぐくみ企業年金の平均加入率が高い一因なんです。

はぐくみ企業年金は、任意加入の制度でありながら平均加入率が約70%と高いため、少し専門的な話になりますが、法定福利費と呼ばれる法人が払う社会保険料の負担を軽減する効果が期待でき、法人によっては導入ハードルが低いと思っていただける要素になっています。役員にとっても、企業型DCよりも掛金上限額が大きく、積み立てられる額が高いという特長があります。要するに、従業員にも、法人にも、役員にもメリットがある。まさに三方よしの制度と言えます。

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山田さんのように異業界から入社した人も活躍する同社。求められる資質についてこう解説してくれた。「当たり前かもしれませんが、金融に関心があり、知識習得が苦にならないことは重要な資質かなと思います。僕自身、金融系のバックグラウンドはありませんが、もともと投資に関心があり自分で情報収集をしていたため、入社後に大きな躓きなどはあまり感じませんでしたね。ベター・プレイスには、証券会社出身者、銀行出身者など、優秀なメンバーも多いのですが、みなさんのリサーチスキルが物凄く高い。少しでもわからないことがあったら直ぐに調べることが癖づいている。息をするように研鑽されている方が多いので非常に刺激をもらっています」

物心両面で幸福を感じながら働きたい

そして、彼が抱く今後の目標とは。

まずは、1社でも多くの企業様に「はぐくみ企業年金」を導入していただく。目の前の与えられた業務・ミッションに従事していく。ここに専念していきたいと考えています。

ベター・プレイスの好きなカルチャーでもあるのですが、仕事に対する考え方・向き合い方がみなさんとても多様です。仕事にウェイトを置く人もいれば、仕事とプライベートのバランスをとりたい人もいる。考え方を強制されることはありません。

僕で言えば、数年前に家族をもち、今後しばらくは家族的な行事・イベントも控えているタイミング。そのため、どちらかというと今は家族にウェイトを置いています。そういった希望を踏まえたうえで、上長とも相談し働き方をうまくコントロールさせてもらっています。なので、今は1社でも多く提案し、成約に繋げていくだけ。その先には、マネジメントなども経験していけたらいいですね。

ベター・プレイスは現在107名ほどの組織になっていますが、まだまだベンチャーです。メンバーもどんどん増やし、急拡大しているところ。進め方も日々変わっていきますし、マネジメントレイヤーのポジション自体もどんどん増えていくはず。成長している会社の中で、変化にも柔軟に対応しつつ、物心両面で幸福を感じながら働いていければと思います。

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